教員からの転職は後悔するのか。後悔する理由5選を紹介

この記事の監修者

教育転職ドットコム 田中
代表取締役
詳しく見る京都市出身。学生時代から教員の道を志すも教育実習で課題感を感じ、まずはビジネス経験を積もうと総合コンサルティングファームのABeamConsultingに入社。その後、学んだ後に求められる力を採用の領域で体感したいと株式会社リクルートに転職。人事採用領域とまなび(教育)領域で12年間、法人営業および営業責任者として従事し、まなび事業部では年間最優秀マネジャーとして表彰。その後、海外教育ベンチャーの取締役などを経て株式会社コトブックを創業。コンサルタント兼プロジェクトマネージャーとして大手学習塾やブランド大学など教育系企業のプロジェクトを多数担い、担当した案件の全てを当初計画予定以上の成功に導く。京都精華大学 非常勤講師(キャリア科目)。
教員という仕事を続ける中で、
「本当にこのままでいいのかな?」「新しい挑戦をしてみたい」
と感じているなら、転職は選択肢の一つとなります。
期待を胸に転職の検討をする一方で、
という不安もきっとあるはず。そこで、今回は教員から転職する際に、後悔しがちなポイントを具体的にまとめました。
「後悔したらどうしよう」
あらかじめ後悔の要因を知っておくことで、より納得感のあるキャリア選択に役立ててみてください。
教員から転職して後悔する理由5選

新しい環境に飛び込むことは多くの変化が伴います。そこで、今回は以下に教員から転職した人が後悔しやすい理由を5つに分けてご紹介します。
- 収入の減少
- 常に数字や成果が求められる環境
- 休みがとりづらい現実
- 人間関係のミスマッチ
- 期待していたほど仕事に変化がない
収入の減少
教員からの転職を考える際、「収入が減るのでは?」という不安はつきものです。実際に、転職後しばらくは収入が下がるケースも少なくありません。その主な理由は以下の通りです。
理由①:教員の平均年収は高い傾向がある
教員は公務員として安定した昇給があるため、民間企業の同年代より給与水準が高い場合があります。
地方公務員 | 民間企業 | ||
---|---|---|---|
平均年収 | 約600万 | 約443万 |
参照:総務省 令和6年地方公務員給与実態調査結果等の概要、国税庁 民間給与実態統計調査(https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei12_02000156.html)より
そのため、希望年収と転職先の提示額が合致しにくいケースがあります。
理由②:転職市場での評価ギャップ
教員経験は多岐にわたりますが、民間企業への転職の際は「即戦力度」で評価されることが多いです。実務経験がない場合、未経験者扱いとなり提示金額が現年収を下回ることがあります。
もちろん民間企業でも実績を積めば教員時代を上回る収入を得られますが、転職直後の大幅な収入アップは難しい場合が多いでしょう。入社前に給与体系や評価制度をしっかり確認することが重要です。
常に数字や成果が求められる環境
教員は生徒の成長を多角的にサポートすることが求められます。
しかし、民間企業では「売上目標達成」や「顧客満足度向上」といった、より明確な「数字的な成果」を求められることが多いです。これは、企業がビジネスとして成り立っている以上、避けられない側面です。具体的にはどのようなものか、以下で詳しく見ていきましょう。
これらのプレッシャーは確かに大きいですが、努力が結果に結びついたときの達成感は格別です。教員時代には得られなかった「売上という成果」や「顧客からの評価」といったビジネスとしての手応えを感じられるのも、民間企業で働く大きな魅力のひとつです。
休みがとりづらい現実
教員は夏休みなどの長期休暇がある一方で、部活動や持ち帰り仕事で多忙を極めることもあります。一方、民間企業でも業界や職種によっては「思ったより休めない」と感じるケースも少なくありません。
民間企業で休みが取りづらくなる場面としては、たとえば次のようなものがあります。
繁忙期 | 業界や職種によって繁忙期は異なりますがこれらの時期は残業や休日出勤が増えることもあります。 ・営業職であれば3月や9月などの決算期 ・IT業界であればプロジェクトの納期前・塾業界であれば受験シーズンや講習期間 |
---|---|
顧客対応 | ・営業時間外や休日であっても、緊急の問い合わせやクレーム対応が求められる ・勤務時間が不規則になる ・急な出勤が求められる |
イベントや出張 | ・展示会や説明会などのイベント参加、遠方への出張が発生する ・スケジュールが不規則になるだけでなく、休日に重なる |
このように民間企業であっても休みがとりづらい環境というのは少なくありません。しかし、全てがそうとは限りません。
近年はワークライフバランスを重視し、年間休日を確保したり、有給休暇の取得を推奨している企業も増えています。入社前に、具体的な年間休日数や残業時間、有給休暇の取得実績などを確認しましょう。
人間関係のミスマッチ
学校という比較的閉鎖的な空間での人間関係に悩んでいた教員にとって、転職は環境を変えるチャンスでもあります。しかし、民間企業にも独自の人間関係や文化があります。たとえば次のようなものがあります。
多様な価値観 | ・新卒からベテラン、様々な業界からの転職者など、多様なバックグラウンドを持つ人がいる ・年齢層や価値観も多様でありコミュニケーションの取り方に戸惑うこともある |
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社内政治や派閥 | ・企業によっては、部署間の対立や昇進を巡る社内政治、派閥などが存在 |
ビジネスライクな関係性 | ・民間企業では上司・同僚・顧客との関係は合理性や成果を軸にした、ややドライな関係になりがち ・冷たく感じるかもしれませんが、裏を返せば感情に左右されにくい働きやすさでもある |
新しい環境で人間関係を築くのは大変なことですが、風通しの良い職場であれば、新たな刺激や学びを得ることもできるでしょう。転職を検討する際には、仕事内容だけでなく、「どんな人と働くのか」「職場の雰囲気はどうか」なども事前にチェックしておくことが大切です。
期待していたほど仕事に変化がない
「教員の仕事は毎日同じことの繰り返しでつまらない」
「新しいことに挑戦したい」
と感じて転職を考える方もいるかもしれません。しかし、民間企業の仕事も、職種によっては定型業務が多く、期待していたほどの変化がないと感じることもあります。
ルーティンワークの存在 | ・どんな職種にもデータ入力、資料作成、定例会議の準備、メール対応など、ある程度の定型業務が存在 ・業種を問わず発生するため、「毎日新しいことに挑戦できる」というイメージだけで転職すると、ギャップを感じる原因に |
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予想外の業務 | 求人情報には載っていない、細々とした雑務や、本来の業務ではないけれど対応しなければならない業務が発生することも |
裁量権の少なさ | ・中途採用であっても、入社当初は会社の文化や業務プロセスに慣れる期間が必要 ・すぐに大きなプロジェクトを任されたり、自分のアイデアを自由に実行したりするほどの裁量権が与えられないことに、物足りなさを感じる可能性 |
「思っていたのと違った」という後悔を避けるには、転職前に興味のある職種の仕事内容や、入社後のキャリアステップ、任される業務の範囲などを具体的にイメージしておくことが大切です。そのためには企業の仕事内容に詳しい転職エージェントを活用し、リアルな情報をもとに判断することをおすすめします。
教員から転職するメリット
これまで主に教員から民間企業への転職におけるギャップについてお伝えしてきました。しかし、転職に後悔する可能性がある一方で、多くのメリットも存在します。ここでは、教員からの転職の下記のメリットについて深掘りしていきます。
- メリット①:ワークライフバランスの改善
- メリット②:新しいスキルや機会の習得
- メリット③:実力に見合った給与・待遇
メリット①:ワークライフバランスの改善
教員の仕事は、部活動の指導や採点、事務作業などで、勤務時間外の業務が多く長時間労働になりがちです。一方、民間企業では業界や職種によりますが、比較的労働時間が明確に定められている場合が多く、プライベートの時間を確保しやすくなる可能性があります。具体的なメリットとしては次のようなものが挙げられます。
時間管理のしやすさ | ・業務時間外の会議や部活動指導などが原則ないため、終業後の予定が立てやすい ・フレックスタイム制やリモートワークを導入している企業であれば、より柔軟な働き方が可能に |
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残業代の支給 | ・教員とは異なり残業代が支払われる企業がほとんど ・労働時間に応じた対価が得られることで、モチベーションの維持にも繋がる |
休日出勤の振替 | 休日出勤があった場合でも、きちんと振替休日が取得できるケースが多い |
もちろん、全ての民間企業が教員よりも労働時間が短いとは限りません。しかし、ワークライフバランスを重視している企業を選べば、教員時代よりも心身ともに健康的な生活を送れるかもしれません。
メリット②:新しいスキルや機会の習得
民間企業は、教育の現場とは異なるビジネス環境であり、様々な新しいスキルや経験を積むことができます。教員時代には得られなかった幅広い知識や能力の具体例として次のようなものが挙げられます.
ビジネススキル全般 | 企画力、提案力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション力、コスト管理能力など、ビジネスパーソンとして必要な汎用的なスキル |
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マーケティングやデータ分析スキル | 顧客のニーズを読み取り、商品・サービスを届けるための発想や仕組みが学べる・数字を使った戦略立案なども経験できる可能性 |
マネジメントスキル | 組織運営や人材育成、売上・予算管理など、より高度なマネジメントスキル・教育現場では得にくい“経営的視点”を磨くチャンス |
IT・デジタルスキル | データ分析ツール、CRM(顧客関係管理)システム、オンラインコミュニケーションツールなどを使いこなすことで、デジタル時代の必須スキルが身につく |
課題解決能力 | 顧客や社内の課題に対し、論理的に分析し、解決策を立案・実行する能力 |
こうしたスキルは、一度身につければどんな業界でも活かせる“武器”になります。
転職をきっかけに、「学び直し」や「キャリアの再構築」ができるという点も、教員からの転職の大きなメリットの一つです。
メリット③:実力に見合った給与・待遇
教員の給与は年功序列の仕組みが基本で、どれだけ頑張っても急激な昇給や昇進は難しいのが現実です。一方、民間企業では成果や実力がそのまま評価につながりやすいため、努力が見える形で返ってくることがあります。成果を出せば、年齢や勤続年数に関係なく、昇給や昇進のチャンスがあります。
例えば、このような違いがあります。
成果に応じたインセンティブ | ・営業職などでは、個人の売上目標達成に応じてインセンティブが支給されることが多い ・自身の頑張りが直接収入に反映される |
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年齢に関係なく昇進できるチャンス | ・若くても実績を出せば、プロジェクトリーダーや管理職などの責任あるポジションを早期に任される可能性 ・自分の能力を存分に発揮し、キャリアアップを目指せる環境 |
多様なキャリアパス | ・一つの業務を極めて専門性を高める道もあれば、部署異動を通じて視野を広げたり、新規事業の立ち上げに参加したりと、キャリアの選択肢が広がる ・適性や興味に応じて、専門性を深めたり、新たな分野に挑戦したりできる |
自分の努力や成果が直接評価に繋がりやすい環境は、モチベーションの維持にも繋がり、「もっと頑張ろう」という意欲を引き出してくれます。
「もっと成長したい」「もっと挑戦したい」と思えるような前向きなサイクルが生まれやすく、教員から転職をして仕事の面白さそのものが変わったと感じる人も多いです。
教員から転職する際に後悔しないためにすべきこと

せっかく思い切って転職するなら、「やっぱり辞めなきゃよかった…」なんて後悔はしたくないですよね。
そこで教員から民間企業への転職を成功させるために、事前にやっておくべきことを解説します。
- なぜ転職したいのか、希望する条件や目標を明確にする
- 転職までの計画を事前に立てる
- 情報収集をする
- 転職に必要なスキルの習得や準備
- 実際に転職を経験した人やプロに相談
1. なぜ転職したいのか、希望する条件や目標を明確にする
「今の職場が嫌だから」という理由だけで転職すると、また同じような後悔を繰り返してしまう可能性があります。まずは、あなたが本当に何を求めているのか、以下の項目に沿って自己分析を徹底的に行いましょう。
- 転職理由の深掘り
「なぜ教員を辞めたいのか?」「民間企業で何を達成したいのか?」「理想の働き方とは?」を具体的に書き出してみましょう。不満点だけでなく、将来に対する期待も言語化することが大切です。 - 希望条件の洗い出し:
給与、休日、勤務地、仕事内容、キャリアパス、職場の雰囲気、福利厚生など、譲れない条件と妥協できる条件を明確にします。優先順位をつけておくことで、求人選びの軸が定まります。 - 短期・長期目標の設定:
転職後、3年後、5年後にどうなっていたいかを具体的にイメージしてみましょう。例えば、「3年後には〇〇の専門スキルを身につける」「5年後にはプロジェクトリーダーとしてチームを牽引する」など、具体的な目標を設定することで、逆算して今すべきことが見えてきます。
自己分析をしっかり行うことで、転職の軸が定まり、自信をもって転職活動が行えるようになります。これは、面接で志望動機を語る際にも説得力を持たせるためにも非常に重要です。
2. 転職までの計画を事前に立てる
闇雲に転職活動を始めるのではなく、具体的な計画を立てることは、スムーズに転職を進めるために重要です。特に教員は働きながら転職活動をして、3月末退職をする方が多いと思うので計画的に動くことが大切です。具体的な計画内容としては次のものを参考にしてみてください。
情報収集の期間 | どのくらいの期間を情報収集(業界研究、企業研究、自己分析など)に費やすのかを決める |
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応募期間 | いつから求人に応募を始めるのかを決める・書類作成や面接対策にどのくらいの時間を割くか決める |
退職時期 | 教員は3月末での退職が一般的・有給休暇の消化や引き継ぎ、離職後の生活の計画なども含めて決める・エントリー時期によって内定が出る時期が変わってくるので事前にスケジュールを考慮 |
費用計画 | 転職活動にかかる費用(交通費、面接用の服、通信費など)・転職後の生活費(給与が安定するまでの期間の貯蓄)などを考慮 |
逆算思考で計画を立てることで、先の見通しが立ち、不安も軽減されます。 焦らず一歩ずつ着実に進めましょう。
3. 情報収集をする
転職で後悔しないためには、入念な情報収集が不可欠です。ミスマッチを防ぐためにもインターネットだけでなく、様々な方法で次のような情報を集めることをおすすめします
- 業界研究:
興味のある業界全体の動向やトレンド、主要な企業、ビジネスモデルなどを把握しましょう。業界の全体像を理解することで、自分に合う分野が見えてきます。 - 企業研究:
興味のある企業の企業理念、事業内容、強み、社風、具体的な業務内容、ターゲット層などを徹底的に調べましょう。企業サイト、IR情報、採用ページなどをくまなくチェックすると良いでしょう。 - 職種研究:
興味のある職種の仕事内容、求められるスキル、キャリアパスなどを詳しく調べましょう。 - 求人情報の分析:
求人票に記載されている情報だけでなく、募集背景や求める人物像なども読み解きましょう。給与、勤務地、仕事内容、休日休暇、福利厚生などを比較検討します。 - 口コミサイトの活用: 実際に働いている人の声は貴重な情報源となりますが、あくまで参考として鵜呑みにしすぎないように注意しましょう。
- SNSやブログの活用:
興味のある業界や職種で働く人のブログやSNSなどを参考に、リアルな情報を集めましょう。現場の雰囲気や日常業務の様子を知るのに役立ちます。 - 説明会やイベントへの参加:
企業の開催する説明会や合同転職イベントに参加し、人事担当者や現場の社員と直接話すことで、Webサイトだけでは得られない生の声を聞くことができます。
情報収集を一人で行うのは、正直とても大変です。そこで上記のような情報を効率よく、正確に集めたい場合は、転職エージェントに相談するのがおすすめです。
特に、教員からの転職に詳しいエージェントであれば、どんな業界や職種に可能性があるかを一緒に考えてくれたり、求人票ではわからない職場のリアルな情報を教えてくれたりします。
自分ひとりで調べきれないことも多いからこそ、専門のプロに頼ってみるのも、ひとつの安心材料となるはずです。
4. 転職に必要なスキルの習得や準備
教員時代の経験は民間企業でも活かせますが、さらに有利に転職を進めるためには次のような、必要なスキルを事前に身につけておくことも有効です。
- ポータブルスキル(汎用スキル)の棚卸し
教員時代に培ったコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、課題解決能力、計画性、資料作成能力などは、多くの民間企業で役立つ汎用的なスキルです。これらを具体的に言語化し、どのように活かせるかを説明できるようにしましょう。 - 不足スキルの補強
転職したい業界や職種で特に求められるスキル(例:ITスキル、マーケティング知識、簿記など)が不足していると感じる場合は、資格取得やスクール受講、独学などで補強しましょう。完璧を目指す必要はありませんが、「最低限、話についていける」くらいの準備をしておくと安心です。また、未経験であっても、自分なりに勉強している姿勢が伝わると、面接で好印象につながることもあります。知識やスキルの量だけでなく、「学ぼうとしているかどうか」も、しっかり見られているポイントです。 - 業界・職種への理解
転職先の業界の市場のトレンドや競合情報などの知識を深めることで、入社後のミスマッチを防ぎ、早期に活躍できる可能性が高まります。 - 情報収集能力・学習意欲
常に新しい情報を取り入れ、自ら学び続ける姿勢は、民間企業で働く上で非常に重要です。
これらのスキルを事前に磨いておくことで、転職後のギャップを減らし、早期に活躍できる可能性が高まります。
5. 実際に転職を経験した人やプロに相談
転職を考え始めたとき、
「自分だけでちゃんと進められるかな…」
と不安になることもあるかもしれません。
そんなときは、一人で抱え込まず、次のように実際に経験した人や転職のプロに相談することも、ひとつの大切な選択肢です。
転職経験者
教員から民間企業へ転職した知人や、SNSなどで繋がりのある人に話を聞いてみましょう。「転職してよかったこと」「大変だったこと」など、リアルな体験談はネットの記事よりもずっと参考になりますし、不安をやわらげてくれることもあります。
転職エージェント
転職のプロであるエージェントは、あなたの希望に合った求人を紹介してくれるだけでなく、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策、給与交渉など、様々なサポートをしてくれます。特に、特定の業界や職種に特化したエージェントであれば、より専門的なアドバイスが期待できます。
転職エージェントへ相談するメリット
非公開求人の紹介 | 一般には公開されていない、質の高い求人情報にアクセスできる可能性があります。 |
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企業の内情に関する情報提供 | 企業の社風や残業時間、人間関係など、求人票だけではわからない内部情報を提供してくれることがあります。 |
選考対策 | 企業ごとの面接の傾向や、過去の質問事例などを教えてもらい、効果的な対策を練ることができます。 |
複数の意見を聞くことで、多角的に情報を収集し、より後悔のない選択ができるようになるでしょう。
教員からの転職で後悔したくないなら。徹底準備で成功を掴む!
教員からの転職は、あなたのキャリアにおける大きな転機となるでしょう。後悔しないためには、次のように事前の徹底的な準備が何よりも重要です。
- 自己分析で「なぜ転職したいのか」を明確にする
- 入念な情報収集で業界と企業、職種を深く理解する
- 必要なスキルを磨き、自身の市場価値を高める
- プロのサポートも積極的に活用し、客観的な視点を取り入れる
これらのステップを踏むことで、あなたは自信を持って次のステージに進むことができるはずです。
もしあなたが、
「本当に自分に合った企業を見つけられるか不安だ」
「忙しくて情報収集の時間がなかなか取れない」
「面接対策や履歴書作成に自信がない」
と感じているなら、一人で悩まずに、一度教育業界に特化した転職エージェントに相談してみることを強くおすすめします。
教育業界特化の転職エージェント「教育転職ドットコム」は、教員から異業界へのキャリアチェンジはもちろん、教育業界内での転職についても、これまで数多くの支援実績があります。教員ならではのスキルや業界構造への理解が深いため、あなたの強みをきちんと見極めた上で、納得のいく転職につながるようサポートいたします。
まだ転職するかどうかを悩んでいる段階でも大丈夫。一人で抱え込まず、ぜひ一度、あなたの想いを聞かせてください。あなたの強みを最大限に引き出し、理想のキャリアを実現するため精一杯サポートさせていただきます。
あなたの転職が、より良い未来への一歩となることを心から願っています。
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教育転職ドットコム 田中
代表取締役
詳しく見る京都市出身。学生時代から教員の道を志すも教育実習で課題感を感じ、まずはビジネス経験を積もうと総合コンサルティングファームのABeamConsultingに入社。その後、学んだ後に求められる力を採用の領域で体感したいと株式会社リクルートに転職。人事採用領域とまなび(教育)領域で12年間、法人営業および営業責任者として従事し、まなび事業部では年間最優秀マネジャーとして表彰。その後、海外教育ベンチャーの取締役などを経て株式会社コトブックを創業。コンサルタント兼プロジェクトマネージャーとして大手学習塾やブランド大学など教育系企業のプロジェクトを多数担い、担当した案件の全てを当初計画予定以上の成功に導く。京都精華大学 非常勤講師(キャリア科目)。