教育系の副業おすすめ5選|スキルを活かして在宅で収入アップを!

この記事の監修者
教育転職ドットコム 田中
代表取締役
詳しく見る教員の道を志すもまずはビジネス経験を積もうとコンサルティングファームに入社の後、リクルートに転職。人事採用領域と教育領域で12年間、法人営業および営業責任者として従事し、年間最優秀マネジャーとして表彰。退職後、海外教育ベンチャーの取締役などを経て株式会社コトブックを創業。大手学習塾や私立大学など教育系企業のコンサルティングなど教育領域に関する知見を活かし、教育領域の転職支援を行う傍ら、京都精華大学キャリア科目の非常勤講師も務める。
「教える仕事が好きだけど、今の収入だけでは将来が不安…」 「教育業界での経験を活かして無理なく収入を増やしたい!」
その想いを一歩前に進めてみませんか?
しかし、一方でこんな不安もあるのではないでしょうか。
- 「本業に迷惑がかからないか?就業規則は大丈夫?」
- 「どのくらいの収入が見込めるのか相場感がわからない」
この記事では、あなたの持つ知識や経験を活かせる具体的な副業7選に加え、安全に、かつ継続的に収入を得るための始め方と注意点を徹底的に解説します。
教育系の副業が注目される理由

なぜ今、教育系の副業がこれほどまでに注目され、教育経験を持つ人材が求められているのでしょうか。
その背景を解説します。
教育業界で副業解禁が進む背景
教育業界は、以前は副業が厳しく制限されていました。
しかし、近年は働き方改革や人材不足を背景に状況が大きく変化しています。
| 勤務先 | 副業の現状と注意点 |
|---|---|
| 公立学校の教員 | 国家公務員法・地方公務員法により原則禁止。 ただし、例外規定(教育委員会の許可を得た社会貢献性の高いものなど)が存在するため、必ず確認が必要。 |
| 私立学校の教員 | 学校ごとの就業規則による。 近年は人材流出防止や待遇改善の一環として容認する学校が増加傾向。 |
| 学習塾などの教育系企業 | 多くの企業で副業が容認される傾向。 ただし、同業他社での競合避止義務や情報漏洩リスクから、事前申請を義務付けている場合がほとんど。 |
(参照:国家公務員法 第103条、第104条 および 地方公務員法 第38条(公務員の副業に関する根拠法令),厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」,文部科学省「教員の兼職・兼業について」(公立学校教員に関する例外規定の考え方を示す資料) )
在宅・オンライン教育の拡大
新型コロナウイルスの影響は、教育の場を一気にオンラインへと移行させました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| オンライン指導市場の急成長 | 対面での指導が難しい状況が続きました。 その結果、オンライン家庭教師や通信教育への需要が増加しています。 現在もその流れは継続しており、地方在住の生徒や海外在住の日本人など、地理的な制約がない市場が形成されています。 |
| 「隙間時間」の価値向上 | 場所を選ばないため、本業が終わった夜間や土日の隙間時間、あるいは子育ての合間など、ライフスタイルに合わせて指導・作業が可能になりました。 |
教育者が副業を始める主な動機
教育業界の経験者が副業を始める動機は、単なる収入アップだけではありません。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 収入+やりがいの両立 | 「今の仕事では教えられない特定の分野(例:小論文指導、プログラミング教育など)に携わりたい」という教育者としての好奇心や情熱を満たせます。 |
| 心理的な満足度 | 本業とは違う環境で指導することで、より純粋に「教えること」に集中でき、生徒の成長をダイレクトに感じられるという声もあります。 |
副業がキャリア形成につながる理由
教育系の副業は、単なるアルバイトではなく、スキルの幅を広げるチャンスになります。
| 副業で磨かれるスキル | 本業・転職先での活用シーン |
|---|---|
| オンライン指導力 | 遠隔地との連携、教育系ツールの活用(Zoom, Google Classroomなど) |
| コンテンツ作成力 | 授業資料のブラッシュアップ、企業研修マニュアル作成、教育系メディアでの企画・編集 |
| 個人ブランディング | 転職時の「実績」として提示 |
副業で得た実績は、教育業界内での転職はもちろん、異業種へのキャリアチェンジにおいても強力な差別化要素になります。
教育スキルを活かせるおすすめ副業5選
あなたの「教える」「育てる」経験を最大限に活かせる副業を、難易度やおすすめ度合いとともにご紹介します。
1. 個別指導塾のオンライン塾講師
| おすすめ度 | 実施難易度 | 報酬目安 |
|---|---|---|
| ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | 週1・2回程度〜 月2万円〜 |
【特徴】
現役の塾講師が最もスムーズに始められる副業です。
指導スキルをそのまま活かせ、在宅でできる案件もあります。
ただし、副業先が「本業の塾と競合すると判断される場合」は、副業許可が下りないことがあります。
指導対象の学年が異なる、地域が離れている、オンラインのみの指導であるなど、競合に該当しないケースもあるため、必ず事前に本業の人事担当へ確認しましょう。
【メリット】
- スキル転用が最も容易で、即戦力として働ける。
- 移動時間・交通費がゼロで、効率よく働ける。
- 週1回、1時間からなど、柔軟な働き方が可能。
【デメリット】
- 人気講師や難関校対策ができる講師に報酬が集中しやすい。
- 指導機材(PC、カメラ、マイク)の準備が必要。
2. 集団指導塾の塾講師
| おすすめ度 | 実施難易度 | 報酬相場(件単価/時給換算) |
|---|---|---|
| ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 週1回程度 月4万円〜 |
【特徴】
集団授業をしたことがある方におすすめです。指導スキルをそのまま活かせ、オンラインでの集団授業を採用している塾では、在宅でできる案件もあります。
ただし、副業先が「本業の塾と競合すると判断される場合」は、副業許可が下りないことがあります。
指導対象の学年が異なる、地域が離れている、オンラインのみの指導であるなど、競合に該当しないケースもあるため、必ず事前に本業の人事担当へ確認しましょう。
【メリット】
- スキル転用が最も容易で、即戦力として働ける。
- 指導経験があれば高待遇になりやすい。
【デメリット】
- 繁忙期に本業に影響がでないようシフトの相談ができるか要確認。
- オンラインでなく対面のみの案件の場合、移動時間がかかってしまう。
3. 教育メディアのライター
| おすすめ度 | 実施難易度 | 報酬相場(単価) |
|---|---|---|
| ★★★★★ | ★★★★☆ | 週に2〜3時間程度時給1000〜2000円(文字単価制度の場合もあり) |
【特徴】
業界知識を活かせる副業として、教育関連メディアでの記事コンテンツ制作があります。
受験対策や学習法、教育現場のリアルな情報を発信する仕事なので本業で培った経験をいかせます。
【メリット】
- 教育業界で培った経験を活かしやすい。
- 未経験でも副業を通してライティングやSEOなどの知識を獲得することができる。
- 完全在宅で自分のペースで作業可能。
- 実績が残るため、次の仕事や転職時のポートフォリオにできる。
- ライティングスキルは汎用性が高く、他の副業にも活かせる。
【デメリット】
- 締切厳守の案件が多く、スケジュール管理が重要。
- 高い文章力や専門知識が求められるため、最初のうちは単価が低い場合がある。
- Webメディアは校閲・編集が厳しく、品質が基準に満たないと次の依頼が来ないことも多い。
- リサーチに時間がかかる。
4. 教育業界へのインサイドセールス
| おすすめ度 | 実施難易度 | 報酬相場(時給/月額) |
|---|---|---|
| ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 週に5〜8時間程度 時給1,500円〜2,000円程度 |
【特徴】
教育業界の企業をクライアントに、テレアポやオンラインでの新規開拓営業を行う副業もあります。基本的に電話やオンライン商談が中心のため、在宅で取り組める案件が多いのが特徴です。
教育の現場で働いた経験を活かしながら、本業とは違う“ビジネス側の視点”で教育業界に関わることができるため、業界の理解がさらに深まる働き方として人気があります。
【メリット】
- 教育業界で培った知識を営業に転用できる。
- ビジネス側の教育業界を知る機会になる。
- 営業経験が身に付くので将来のキャリアの幅が広がる。
- 完全在宅でできる案件が多い。
【デメリット】
- 成果(アポ獲得率など)にプレッシャーがある。
- ビジネス的な知識が必要になる。
- クレーム対応や断られる場面が多い。
- 企業が稼働している時間に動く必要があるので出社前の午前の時間の稼働が必要。
5. 教育系YouTube・SNS発信
| おすすめ度 | 実施難易度 | 報酬目安 |
|---|---|---|
| ★☆☆☆☆ | ★★★★★ | 月 0円〜上限なし(収益化達成後) |
【特徴】
企画力や発信力があり、コツコツと継続できる人に向いている副業です。
他の副業と違い、最初はほとんど収益が発生しないため、無報酬期間を乗り越える根気が必要です。
その一方で、うまく軌道に乗れば収益化の上限はなく、個人の知名度やブランド力を高められるのが大きなメリットです。
【メリット】
- 成功すれば収益に上限なし。
- 個人のブランド力が高まる。
- 場所や時間に縛られずに活動できる。
【デメリット】
- 収益化まで時間がかかる。
- 炎上や批判のリスクがある。
- 企画・台本作成・制作・編集など制作コストと作業時間が大きい。
教育系副業を始める前に必ず確認すべきこと
安心して副業を継続し、本業や生活に支障をきたさないために、絶対に外せないチェックポイントを確認しましょう。
就業規則・副業届の確認方法
本業の勤務先によって、確認すべきことが異なります。
| 勤務先 | 確認先・確認事項 |
|---|---|
| 公立学校 | 地方公務員法 第38条により、公立教員は「営利企業への従事」や「自ら営利企業を営むこと」が原則として禁止されています。ただし、「任命権者の許可」を得ることで、例外的に副業(兼業)が認められる場合があります。文部科学省の資料等に基づくと、許可が得やすい活動の方向性としては、「公益性が高い」、または「本業に支障をきたさない」と判断されるものです。例外的に認められるかどうかは、最終的に任命権者(都道府県の教育委員会など)の総合的な判断となります。 |
| 私立学校 | 学校の就業規則に副業を禁止する規定がないか、あるいは事前申請や届出が必要な「許可制」となっていないかをチェックしてください。 |
| 学習塾・一般企業 | 就業規則で認められているか、もしくは人事部門または総務部門に確認。多くの場合「副業届」の提出が必要です。同業他社での副業は「競合避止義務」に触れないか確認してみてください。 |

労働時間通算と健康管理
法定労働時間(週40時間)は、本業と副業の合計で適用されます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 労働時間通算の理解 | 副業が「雇用契約」(アルバイトなど)の場合、本業と副業の労働時間は原則として通算されます。 働きすぎを防ぐため、本業の所定労働時間と合わせて無理のない範囲に抑えましょう。 |
| 業務委託契約の活用 | オンライン家庭教師やライターなど、業務委託契約(請負・委任)であれば、労働時間通算の対象外となります。 |
| 健康管理の徹底 | 本業への影響も考慮し、体調を崩さないことが最重要です。 副業はあくまで無理のない範囲で、週に確保できる最大時間を明確に決めてから案件を選びましょう。 |
(参照:労働基準法 第32条(労働時間に関する基本規定),厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」(労働時間通算の考え方、健康管理に関する留意点などを含む))
契約トラブルと報酬未払いの防止
安全に副業を続けるために、以下の点に注意して契約を進めましょう。
| 注意点 | 詳細 |
|---|---|
| 契約書・業務委託書 | 報酬額、支払日、業務内容、契約期間が明確に記載されているかを必ず確認。口頭の約束はトラブルの元です。 |
| 守秘義務・著作権 | 副業で得た情報(生徒情報、教材内容など)を本業で使わない、その逆もないよう情報の取り扱いに細心の注意を払う。 |
| 報酬支払方式の確認 | 時給制か、業務単価制か、月給制かを事前に明確にし、不明点があれば契約前に解消する。 |
| 確定申告 | 副業での所得が年間20万円を超える場合は、原則として確定申告が必要です。税金について事前に調べておきましょう。 |
(参照:国税庁「確定申告の必要な方」(副業の所得に関する確定申告の基準),民法 第632条(請負)および第643条(委任)(業務委託契約/請負・委任契約に関する基本規定,著作権法(守秘義務や著作権に関する規定の根拠))
契約や報酬でのトラブルを避けるために企業へ直接応募するのではなく、副業を紹介してもらえるエージェントを活用するというのもおすすめです。
副業をキャリアアップにつなげるために
教育系の副業は、単なる収入源で終わらせず、あなたのキャリアを豊かにする「戦略的なステップ」として活用できます。
副業を通じてスキルを棚卸しする
副業を経験することで、あなたが「無意識に使っていたスキル」を具体的に言語化できます。
| コミュニケーション力 | 相手(保護者・生徒・読者・営業先など)の理解度に合わせて言い方を変えたり、難しい内容をかみ砕いて伝えたりする力。 |
|---|---|
| ファシリテーション能力 | オンラインで生徒の集中力を保ち、質問を引き出し、双方向的な学習を実現した能力。 |
| 文章構成力 | 専門的な内容を、分かりやすい言葉でターゲット(生徒・保護者・読者)に伝わる文章にした能力。 |
副業の記録(制作物や指導のフィードバックなど)を残し、これらのスキルを具体例としてまとめましょう。
副業経験を転職に活かす
副業の具体的な実績は、教育業界での転職時に強力な武器になります。
| 副業での具体的な実績例 | 裏付けとなるスキル/能力 | 転職時のアピールポイント |
|---|---|---|
| オンライン指導で生徒の成績を〇%アップさせた | ・DX化への適応能力 ・遠隔での指導ノウハウ ・成果を出すためのPDCA能力 | EdTech企業やオンライン教育サービスにおいて、即戦力として新しい環境に対応できる。 |
| 教育業界へのテレアポでアポ獲得率が平均より20%高かった | ・営業力・クライアントの課題解決力 | 営業経験者(インサイドセールス経験者)として幅広い業界にアピールすることができる。 |
| 教育系Webメディアで月に〇記事のライティングを担当した | ・コンテンツ企画力 ・論理的な文章力 ・教育トレンドの把握 ・セルフマネジメント力 | 広報・マーケティング部門や教材開発において、わかりやすく情報を発信する力がある。 |
| 業務委託で納期を厳守し、高評価を得た | ・責任感とプロ意識 ・スケジュール管理能力 ・クライアントワークの経験 | どのような環境でもプロとして成果を出し、信頼関係を構築できるビジネススキル。 |
副業が評価される職場を選ぶ
転職を視野に入れるなら、副業経験を歓迎する企業を選ぶと、あなたの努力が正当に評価されます。
| 企業タイプ | 評価される理由と副業経験 | 期待されるシナジー |
|---|---|---|
| EdTech企業 | 副業でのオンライン指導経験や学習アプリの利用経験(テスターなど)を高く評価します。 | ユーザー視点や最新ツールの知見を活かし、プロダクト開発やサービス改善に貢献できる。 |
| ベンチャー企業 | 個人のスキルや副業で培ったビジネスセンス(主体性・企画力)を重視します。 | 柔軟な思考力と高い専門性を求められるため、新規事業や多岐にわたる業務に対応できる。 |
| 柔軟な働き方を推奨する企業 | 副業を許可するだけでなく、本業と副業の相乗効果(シナジー)を期待します。 | 外部で得た知見や人脈を本業に取り込み、組織に新しい風を吹き込む存在として期待される。 |
キャリアアドバイザーが語る副業活用法
キャリアアドバイザーからのコメント
副業は単なる収入源ではなく、実務経験として評価される「キャリア資産」になります。
特に教育業界では、本業とは異なる環境で得た経験が強みとして活きることが多いです。また、副業を通じて新しいスキルを磨く姿勢は、成長意欲や主体性のアピールにもつながります。転職活動でも効果的に活用できるので、戦略的に取り組む価値があります。
教育経験を活かした副業に興味があれば、ぜひお気軽にご相談ください。
『在宅で短時間』『転職の際のキャリアアップに繋がる』『高待遇』など、あなたの希望に合わせて、本業に支障が出ないよう最適な副業を見つけ、それが将来のキャリアにつながるようサポートするのが、私たちキャリアアドバイザーの役目です。
まとめ:教育副業は“安心+成長”の両立がカギ
教育系の副業は、あなたの持つスキルを活かし、在宅で月数万円の収入アップとやりがいを両立できる最適な手段です。
成功の鍵は、「安心」と「成長」の両立です。
「体力的な不安」「就業規則の心配」「どうやって案件を見つけるか」といった具体的な悩みは、私たちキャリアアドバイザーにご相談ください。
あなたの未来を一緒にデザインしていきましょう。
この記事の監修者
教育転職ドットコム 田中
代表取締役
詳しく見る教員の道を志すもまずはビジネス経験を積もうとコンサルティングファームに入社の後、リクルートに転職。人事採用領域と教育領域で12年間、法人営業および営業責任者として従事し、年間最優秀マネジャーとして表彰。退職後、海外教育ベンチャーの取締役などを経て株式会社コトブックを創業。大手学習塾や私立大学など教育系企業のコンサルティングなど教育領域に関する知見を活かし、教育領域の転職支援を行う傍ら、京都精華大学キャリア科目の非常勤講師も務める。